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知的資産経営

3 知的資産を活かす

■協力会社とのコミュニケーション

自社だけでは業務は完結できない

現在の企業活動のバリューチェーン(活動のプロセス)においては、外部の協力会社は不可欠です。自社のコア・コンピタンス(得意なこと)は社内で行ない、それ以外の部分は外注・アウトソーシングすることでバリューチェーンが最適化されます。

協力会社との連携図

一方でこれにはリスクも存在します。

一つは災害など何らかの理由で外部協力会社の業務が停止し、それにより自社の業務も停止するリスクです。これに対しては外注先を分散するなどの対策を具体化した事業継続計画(BCP)で備えると良いでしょう。

二つ目は、協力会社の業務活動が自社の価値観に合わず、製品・サービスの瑕疵やブランドの毀損に繋がるリスクです。例えばあなたの会社が環境を大事にしている企業だとして、外注先運送会社が急発進・急加速をしていたらどうでしょうか。ステークホルダーは協力会社担当部分まで含めあなたの会社の活動としてみています。

知的資産経営報告書で価値観を共有

協力会社にも知的資産経営報告書を配布し、あなたの会社の理解を深めて頂きましょう。経営理念、強み、大切にしていること、今後の方針などを知って頂き、少なくとも請負って頂いている業務の範囲においては、自社の従業員と同じ価値観を持って頂きましょう。

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