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  • 2024.01.04 トピックス

    令和6年能登半島地震

    元旦に発生した「令和6年能登半島地震」について、1月4日時点での災害の概要をまとめて論評したいと思います。

    【発生時刻】
    1月1日16時10分が本震ですが、この4分前に中程度の地震が発生しています。2回目の地震が本震だったのは、熊本地震と同じパターンですね。

    【マグニチュード】
    地震の大きさを示す指標ですが、M7.6でした。これは阪神淡路大震災、熊本地震のM7.3を上回る強さです。

    【震度】
    震度はマグニチュードと震源からの距離、土地の揺れやすさ等によりますが、石川県で最大震度7を記録しました。そのほか、本州のほぼ全てと四国、九州まで震度2以上を記録し、非常に広域に揺れたことがわかります。私の住む神奈川県は2〜3でした。

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    【地震活動】
    1月3日10時54分時点で、震度1以上を観測した地震が499回発生しました。
    震度7:1回 震度5強:6回 震度5弱:6回 震度4:24回 震度3:80回 です。
    余震が非常に多い地震です。

    【関連災害】
    津波、土砂災害、液状化、火災が全て発生
    津波は北海道から九州まで広い範囲で発生しました。一時は能登半島に大津波警報も発出されました。大津波警報とは、津波の最大波の高さが高いところで3mを超える場合に発出される、最も危険な警報です。液状化や、木造地域の広域火災も発生しました。

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    令和6年能登半島地震は、規模も範囲もたいへん大きな地震になりました。また、沿岸部、山間部、都市部でおこりうる関連災害が全ておきてしまいました。
    このような歴史的な災害が2024年元旦におきたことには、偶然とはいえ驚きを隠し得ません。

    首都圏の私たちとしては、一人ひとりができる範囲の被災地支援をするとともに、引き続き、首都直下地震、南海トラフ地震に、家庭、職場ともに準備をしていきましょう。



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